■ 文章力を上達させる制限のかけ方


文章力を鍛えるには、制限をかけることが大切です。
「好きなように好きなだけ書け」では、上達は見込めません。窮屈ですが、あえて制限をかけて書く必要があります。



WEB媒体は自ら制限をかける


紙媒体のコピーには、必ず文字の制限があります。レイアウトによって文字数の制限は違いますが、3〜5文字の誤差しか許されません。文字が余ったり、足りなかったりしてしまえば、レイアウト上に上手く納まらないからです。

WEB上ではそうした制限はありません。そのため、好きなだけ書き連ねることができます。しかし、先ほど言ったように、それでは文章力は上達しないのです。そのため、あえて自分で制限をかけて書く必要が出てきます。



WEB上での文字制限のかけ方


私は文章を書く際、短文、中文、長文のそれぞれに文字制限を設けています。短文は140文字以内。短文は800文字以内。長文は800文字の倍数(1600、2400、3200文字以内)。

短文の140文字は、Twitterの文字制限数に合わせています。facebookで投稿する記事も、ほとんどが140文字以内です。そうすれば、同じ記事をTwitterとfacebookで流用できるからです。

中文はなぜ800文字なのか。それは、A4用紙に落とし込んだ際、ギリギリ納まるのが800文字だからです。WEBで書いた記事を紙にまとめる際、便利が良いです。このように紙とのバランスも考えて文字制限を考えています。

長文の800文字の倍数も同じ理屈です。紙に落とし込んだ際、1ページ1テーマにまとめられ、都合が良いからです。




装飾文字、絵文字、顔文字、下線、太文字を使わない


装飾文字、絵文字、顔文字を使っていれば、頭を使わずに気持ちや表情を簡単に表現ができます。そのツールや機能に甘んじているうちは、文章力は上達しません。

下線、太文字も同様です。これらを使えば、強調したい部分は簡単に強調できます。しかし、これらに頼っているうちは、文章力は上達しません。太文字が頻繁に使う小説家は二流です。一流は使いません。

以上、私が文章力を鍛える際に用いる制限のかけ方だ。
(↑ここまでで795文字)

PS
文章力を鍛えるつもりでなければ、上記の書き方をする必要はありません。あくまでも、文章力を鍛える際の書き方です。



TOPページへ戻る