「コピーを通じて商品を売りたい」。そう考える人が増えてきました。
コピー中心のWEBマーケティングが台頭したためです。
ニーズの増大を象徴するかのように、世の中には、コピーライティングに関する教材が数多くあります。それらを購入して勉強するのも良いのですが、コピーライティングを学ぶ効果的な方法として、私から一つ提案があります。それは、数ヶ月間、セールスを経験することです。
コピーライティングとは、文字を通じてセールスをする行為です。
大切になるのは、「書く力」ではなく、「セールス力」です。ここを履き違えている人を多く見受けます。
対面だろうと文字だろうと、やっていることはセールスです。
ならば一度、対面式のセールスを経験してください。売り込んだ際、お客様はどこでいい顔をするのか、どこで嫌な顔をするのか、何がフックになって買うのか、何がネックになって買わないのか。こういった、対面セールスからでしか得られない情報がたくさんあるのです。この経験は、コピーを書く際とても役立ちます。
私も、2年近くセールスを経験しました。
月200万円から多い時は2,000万円を超える売り上げを上げてきました。セールス経験があるお陰で、お客様の顔を頭に浮かべながらコピーが書けます。読み返しては、「共感は得られているか」「商品を提案するタイミングは適切か」と、お客様の感情を予測して何度も書き直します。これを、しっくりくるまで続けるのです。
このように私は、コピーライティングを「テクニック」ではなく、「セールス」として捉えています。テクニックでコピーを書く人は、お客様の顔が見えていません。それではいつか売れなくなります。長期的にコピーライティングに関わっていくつもりなら、ぜひ、セールスを経験してください。きっと一生の財産になります。