■書くことは、考えること、まとめること。


私にとって“書く”は“考える手段”の一つです。
頭の中でモヤモヤしていることを紙に落とし込むと、頭が整理されスッキリとします。頭だけで考えているよりも、さらに深く思考できます。

考えるという行為は、紙の上でするものです。文字にして、図形にして、ときには絵を描いたりして。そうやって、頭の中を書き写していきます。


私は、書いた紙は保管して、何年でも持っておきます。深い意味はありません。ただ、後で読み返したときに、「あぁ、自分はこんな風に考えていたんだ」と感傷深くなるのです。

頭の中で考えず、紙の上で考える。それは、自分の思考を具体化し、客観視する行為です。たったこれだけのことですが、実践すれば思考力は格段に向上します。それだけ、書く“と考える”は、密接に関わっているのです。紙にペンを走らせた分、人の思考力が鍛えられるのです。




考えをまとめる

私にとって“書く”は“考える手段”と先ほど述べました。
今度は、考えた答えや理路を人に見せてみましょう。つまり、人が読む前提で紙に書いてみるのです。 ここは、紙でなくても構いません。ブログやホームページでもいいです。大切なのは、人が読む前提で文章で自分の考えをまとめてみることです。もし上手くまとめられなければ、それは、考えがまとまっていないということです。私はそう判断しています。
上手くまとめられなくてもガッカリする必要はありません。書くことで、どこが上手く書けないのかが分かるからです。つまり、そこが自分の思考が足りていなかった部分が明確になるだけでも意味があります。あとは、足りていなかった部分について考え、調べ、思考を深めればいいのです。

“書く”は、とても単純で簡単な行為です。しかし、その恩恵は測り知れません。

書いて思考を深め、書いてまとめてみる。続けることで、思考力の強化にきっと貢献するはずです。


TOPページへ戻る