■文章下手なセールスライターを見分けるNGポイント



セールスライターは大抵、ブログやWEBサイトを運営しています。そこに書かれている文章を見れば、大まかなライティング能力は分かるものです。ただ、素人が見ている点と同業者が見ている点は異なります。素人目線で文章を見ているとハズレを引く可能性が高いです。今回、セールスライターの立場から、下手なセールスライターを見分けるNGポイントをご紹介します。



NGポイント1 見出し以外に、大文字を使っている

強調したい言葉があったとき、文字サイズを大きくして目立たせようとするのは素人です。プロはそんなことはしません。記者やライター、コラムニスト、エッセイリスト、小説家の文章を見れば分かります。強調したい言葉であれば、表現力や文脈で伝えるのがプロの物書きです。



NGポイント2 色を変えたり、マーカーを引いている

先ほどと同じ、素人が使う安直なテクニックです。まったく使うなとは言いませんが、多用してはいけません。一つのページに赤文字やマーカーがいくつもあると、目がチカチカしてきます。色に気が取られてしまい本文に意識が向かなくなります。



NGポイント3 装飾文字・顔文字を使っている

論外です。こういったツールに頼っているうちは、文章力が身に付きません。それどころか、文章力が低下していきます。



NGポイント4 話し言葉で書いている


話し言葉と書き言葉では、文章の書き方が異なります。それだけではなく、ペルソナも異なります。

物書きは、自分の中に何人かのペルソナを持っており、言葉遣いによって顔を表わすペルソナが異なるのです。話し言葉のときは、ペルソナA、書き言葉のときはペルソナBというふうに。書き言葉でも、主語が「私」なのか、「僕」なのかによってもペルソナは変わります。

ペルソナは、書けば書くほど育ちます。ペルソナが育つと文体が定まってきます。文体が揺れているのは、またペルソナが定まっていないからです。話し言葉で書いていれば、話し言葉のペルソナは育ちますが、書き言葉のペルソナは育ちません。セールスコピーは、書き言葉で書きます。WEBやブログを話し言葉で書いている人は、書き言葉のペルソナの育成が足りていない可能性があります。



NGポイント5  改行が多い


改行がやたらと多い人がいます。

話し言葉でブログを書いている人に多く見受けます。

改行して文章を書いていると上手くなったと錯覚してしまうのです。

自分の言葉が、歌っぽく見えてくるんですよね。

ポエムを見てください。

ほとんどのポエムは、一行書いては改行、

一行書いて改行しています。

アメブロでやれ。



以上、私が見ているNGポイントでした。




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