文章を書く人は、自分の書いた文章を客観的に読む力が必要です。これは、とても重要な能力ですが、これが中々できません。熱が入るほど主観的になり、客観的に読むことができないのです。
では、熱を入れずに書くほうがいいのかというと、そうではありません。情熱的に、かつ冷静に書く。このバランス感覚が重要なのです。これは、実践で慣れるしかありません。
しかし、どんなに慣れても、自分の文章を100%客観的には読めません。そこで、身近な人に読んでもらういます。他人は客観的に文章を読んでくれます。
書籍は、著者と編集者で作られるように、どんな文章も、一人で書いて終わり、ではダメです。誰か指摘してくれる人がいてこそ、いい文章が書けるのです。
遠慮せず駄目出ししてくれるパートナーの存在は大切です。パートナーがいなければ、書き手は客観性を失い、思い込みや自惚れで暴走して書いてしまいます。
ブログを何年も書いても、文章力が上達していない人は大勢います。きっとそれは、パートナーがいないからです。誰からも指摘してもらえず、何年経っても上達しないのです。
文章は一人では書けません。支えてくれるパートナーが必要不可欠です。パートナーを見つけ出せるかどうかが、文章上達のカギを握っているのです。