WEBライターは仕事に困ることはありません。記事を募集しているクライアントは山のようにいるからです。自社サイトの記事を増やしたい、アフィリエイトサイトの記事を増やしたいなど、ニーズは増える一方です。
しかし、
WEBライターの収入は決して高くはありません。1文字、0.5円〜1円の世界です。「100円ライター」などという言葉(地位)まで誕生したほどです。なぜ、こんなにも単価が低いのか。それは、WEBライターも例にもれず、市場原理が働いているからです。需要も多い一方、供給も多いのです。
WEBライターの数が多いのは、名乗った瞬間、誰でもなれる職業だからです。「小遣い稼ぎにやってみよう」「文章には少し自信があるし」といった安易な気持ちで始める人が後を絶ちません。
日本語はとても難しい言語です。プロのライターや作家でさえ、何回も校正してようやく人に見せれる形になります。安易な気持ちで始めた人がまともな金をもらえるほど、甘い世界ではないのです。
私の知人は、クライアントとWEBライターを繋ぐ仲介業をしていました。彼曰く、「いや〜、酷いもんだよ。納品できないものばっかり上がってくる。それを全部、仲介にいるスタッフが手直しするんだよ。めちゃくちゃ大変だから。もし、クライアントとWEBライターが直接やり取りしていたら、絶対にトラブルになるよ」。完全に粗製乱造の世界です。
この状況から分かる通り、高単価の仕事を受注するには一定の評価を得る必要があります。別言すれば、「ぜひ、あなたに書いてほしい」とお願いされる立場になることです。
では、どうしたらお願いされる立場になれるのか。
道は二つあります。
一つは、クライアントのニーズを満たすこと。
クライアントのニーズは、以下の4つのいずれかです。
1、SEOに強い記事を書いてほしい
2、SNSで拡散される記事を書いてほしい
3、被リンクが集まる記事を書いてほしい
4、アフィリリンクが踏まれる記事を書いてほしい
ニーズを満たせる記事が納品できれば、「専属のWEBライターになってもらいたい」とお願いされます。他からも声がかかります。一定の評価が得られたときが単価を上げるチャンスです。
もう一つは、ブログやアフィリエイトサイトを運営してみることです。記事は文章力のサンプルになりますし、PV数は実績になります。これらの実績を見た企業から声がかかることもあります。その場合は、こちらが有利な条件を提示することが可能です。
ちなみに私は、後者です。自身のWEBサイトやブログを運営して仕事を受注しています。WEB記事1本(800文字)につき15,000円、1文字18.75円です。セールスコピーは1本198,000円です。文字数は特に決まりはありません。大体3,000〜6,000文字です。
誰でも簡単に始められる世界ほど競争は激しいものです。そこで生き抜くには、切磋琢磨して実力を高めていかなくてはならないのです。
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