私も便宜上「セールスライター業界」と言うことはありますが、正直、「業界と言えるほどセールスライターが存在するのか？」と思っています。アクティブなセールスライターは100名いるかいないかです。（多分いない）
クラウドソーシングサービスなどでセールスライターを名乗る人を調べて見ても、そんなに数は多くありませんし、仕事を多く受注できているようには見えません。
セールスライターは、フリーでしている人よりも、社内で専属的にセールスコピーを書いている人のほうが圧倒的に多いでしょう。「文章は、誰でも書けるんだから、自分たちで勉強したらセールスコピーもすぐ書けるようになるだろう」と考える人が多くいるからです。
前に、セールスコピーライティングのセミナーに参加した際、受講者の半分以上が自社でセールスコピーを書いている方でした。アウトソーシングをしてコピーを書いてもらおうとする人は、そうそういないのです。だから、フリーで生計を立てるのは非常に難しいです。
セールスコピーが得意なら、通販事業をしている会社に就職してセールスコピーの力を使って会社に貢献するというのも選択肢としてはアリです。というか、超お勧め。フリーになるのは、最後の手段でいいんですよ。次善は、副業から始めることです。
だから、「セールスライター業界」というものが大きくなる、本当に「業界」として体を成すようになるのは、あまり良いことではないと思っています。セールスライターに限らず、フリーが増えるということは、不景気を表わす事象でもありますからね。「フリーのほうが稼げる」という気鋭な方だけ参入してください。
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