2013年11月頃から漢字の勉強をしています。知らない漢字、普段使わない漢字を感じ練習帳にひたすら筆記しています。
小説を書いたのがことの始まりです。小説を書いた際、自分の語彙の貧しさに気づかされました。これは語彙を豊かにする必要があると強く感じ、漢字の勉強を始めたのです。
まだ9ヶ月ぐらいしか経過していませんが、気づいた点があります。
言葉とは、表現したい気持ちや出来事を収める箱だということです。
自分が表現したい情景を表現するのに適当な言葉が見つからないとモヤモヤします。
語彙が豊かになると、適当な言葉が見つかるようになり、伝えたい気持ちなどがスッと言葉に納まってくれるのです。たとえるなら、数ミリのズレもなく身体にフィットするオーダーメイドの服を身体にまとった感じです。
語彙を豊かにするということは、様々な大きさや形の箱を用意するようなものです。
その中に、表現したい何かを入れる。大きすぎず小さすぎず、ピッタリに納まる箱がいい。きれいに納まるたび、探していたパズルのピースが見つかった時と似た快感があります。
この前までは、なかったピース。それが勉強することで増え、一寸のずれもないパズルが完成するのです。
語彙を広げることは、パズルを完成させるためのピース集めなのです。